今月の新刊図書から職員おすすめの本を数冊紹介します。 資料検索画面から検索・予約することもできますので、ご覧ください。
【一般図書】
『家康の本棚』 大中 尚一 ∥ 著 日本能率協会マネジメントセンター
史上、稀にみる長き泰平の世となった江戸時代を、徳川家康はどうして創り出すことができたのか。
戦国武将には珍しい読書家だった家康の人生と、彼を支えた「十八史略」「孫子」「吾妻鏡」といった名著を紐解く。
【児童図書】
『和算の道をひらけ!』 鳴海 風 ∥ 作 あかね書房
江戸時代はじめ、公共事業のためには算法を極めることが必要だと説かれた七兵衛(後の光由)。
学問に取り組み、やがて菖蒲谷隧道を掘り、算法入門書「塵劫記」を出版して...。激動の時代を志高く生きた吉田光由の物語。
【幼児向け】
『ちいさいひなた』 山田 美津子 ∥ さく 佼成出版社
小さいひなた、つかまえた。あれ? つかまらない。ないない、ひなた。どこいった?
光の差し込み具合で、時間の流れとともに現れては消える、小さな「ひなた」。ひなたの移ろいを子どもの目線で描くあたたかな絵本。